飽き性による「推し活」
先週か、先々週だったか、
いつかの、日曜日の夕方の「バンキシャ!」を見ていたのですが
その中のコーナーの「推し活」の話題。
若い女子たちの「推し」は誰か、というインタビューが流れていたのですが
そこで挙げられてた「推されてる側の人」をほぼ知らなかった。
二次元とかアクスタとか意味わからなかった。
そんなご時世です。
ウィキペディア先生によると「推し」とは
「主にアイドルや俳優について用いられる日本語の俗語であり、
人に薦めたいと思うほどに好感を持っている人物のこと」ということらしいです。
なるほど。
「推薦」したいぐらい好きだから「推し」なのねん。
ならば、思い返すと、
わたしの最初の「推し」は、間違いなく、
ジャッキー・チェンでした。
映画「スネーキーモンキー蛇拳」ぐらいから始まって
酔拳や笑拳にハマり、
「キャノンボール」や「五福星」にちょっぴり出演してたときも
ビデオテープが擦り切れるぐらい見たし、(テープです!)
もはや「プロジェクトA」は、どの代役でも務め上げられるほど、
たぶん神戸市内では
「『プロジェクトA』を、ひとりあたりの子供が見た回数」の
5本の指にランクインできたほどではないか、と自負しております。
そのころには、ジャッキー・チェンの写真集
2冊、買ってもらいました。
学校に持って行って、友だちに見てもらったのがたぶん、
人生初の推し活。
その後は
映画雑誌「ロードショー」で見た、
ジェニファー・コネリーとフィービー・ケイツの虜になり、
「インディ・ジョーンズ」の、
メガネかけたハリソン・フォードにポーっとし、
映画「ベスト・キッド」のラルフ・マッチオ
バンド「エクストリーム」のヌーノ・ベッテンコート
ゲイだと知ったときはちょっとショックだった、「ワム」のジョージ・マイケル
ディズニー傘下になるまでの「スター・ウォーズ」のすべて
深夜に放送されていたドラマ「新スタートレック」
必死で見あさったわりに、だいたいがガッカリ映画だった、若いころのチョウ・ユンファ
明石までライブを見に行った、お笑いトリオ「ビーグル38」
ファンクラブにも入った、「スーパー・ジュニア」
…などに心奪われてきました。
思い出してみただけでも、これだけありますけれど
忘れた方と、忘れてしまいたい方を含めると、
たぶん、もっと、あったはず。
なのでね、
ひとつの「推し」を長い間応援し続ける皆さま、すごいと思います。
何かを好きでい続けられることは、素晴らしいこと。
そして、何より、
うらやましいです。
「飽き性」。
文字としても嫌な字面で、
己のしょうもなさの、すべての原因がこれなんじゃないか、という気もしていて
これまでの反省も踏まえて、しょうもなさを抜け出したくて、
これからは、チョコプラの松尾氏とカズレーザー氏を
ずっと好きでい続けようと思います。
日々家だって、できるとこまで、頑張り続けようと思います。
ところで、皆さまの「推し」話。
めちゃくちゃ興味ありますので、いつか聞かせてくださいね。