日々家 HIBIYA

数種類の定食と、季節のおいしいものを少しずつつめこんだ豆皿がならぶ「日々家御膳」のお店です。

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お代理さま

このところ、日々家にかかってくるお電話、
お客さまから、以上に
営業系が…熱いです。

QRコード決済「代理店」がいちばん多くて
あとはGoogle「代理店」、
バーチャルなんやら、
ウーバーイーツ「代理店」、
インフルエンサー広告「代理店」、
マンション投資、
ポータルサイト掲載「代理店」、
詐欺まがいのものまで
…その他いろいろ。

営業職のみなさま、お仕事お疲れさまです。
とくに、「代理店」のみなさま、お疲れさまです。

けど、
どうしても、美しくて素敵な、ほかの言い回しが見つかりませんでしたが
代理店ということばには、正直なところ「うんざり」しております。

ちょっと知りたいのは
営業電話で契約とれたこと、
電話一本かけるだけで契約できたことが、むしろ一回でもあるのか?ということです。

申し訳ないですが、
もはやコレ系のお電話には、イラだちしかございません。
とくに、
たまに店内が込み合う中の、やっと出られた電話がコレだったときの
腹立たしさ。

飲食店に、どうしても、営業の電話をかけないといけないのなら
せめて、忙しそうな時間はやめとこうや。
聞ける話も、お聞きできませんので。

あと、店内営業が終わって、やっと座れてまかないにありつける…
というときにかかってきた電話が、コレだったときはもう…
2連発で、かかってきたときにゃあもう…
ね。

「忙しそうな時間」は避けて、かけてくださってるんですけどね。。
どっちみち、話聞く気ないんやないかい。
と言われても、仕方ないんですけどね。。

そんな中、
何年か前の、真夏の暑い日に、日々家の店内営業後にやってきた代理店営業のおふたり。
「こんだけ汗だくでがんばって来たんで、お話だけでも聞いてください!」と
本当に、シャツの色も変わってるぐらいにビチャビチャでやって来られて、
お話、お聞きしました。
冷たいお茶もお出しして。

お笑いコンビみたいにお話も面白くて、
うっかり契約してしまいました。
ウーバーイーツ代理店。

後で調べると、限りなくグレーなかんじの代理店さまで
ウーバーは配達員さんが見つかったためしがなくて
結局解約しましたけれど、
これぐらい営業のお電話がせめて面白ければ、もうちょっとお話聞けるのにな。
うっかり契約してしまうかもしれないのにな。
と、ちょっと思いましたけれど

ウチは島の、弱虫で、小さい店ですので、
営業電話リストから外してくださって結構です。
いやもう、電話も、FAX送り付け営業も、結構です。
セコいと思われてもいい。
人の紙とトナー使って、何してくれてるねん。

というわけで、お代理さまの皆さま、
こんなセコくて小さい我々のことはもう、
そっとしておいてください。

飽き性による「推し活」

先週か、先々週だったか、
いつかの、日曜日の夕方の「バンキシャ!」を見ていたのですが
その中のコーナーの「推し活」の話題。

若い女子たちの「推し」は誰か、というインタビューが流れていたのですが
そこで挙げられてた「推されてる側の人」をほぼ知らなかった。
二次元とかアクスタとか意味わからなかった。
そんなご時世です。

ウィキペディア先生によると「推し」とは
「主にアイドルや俳優について用いられる日本語の俗語であり、
人に薦めたいと思うほどに好感を持っている人物のこと」ということらしいです。
なるほど。
「推薦」したいぐらい好きだから「推し」なのねん。

ならば、思い返すと、
わたしの最初の「推し」は、間違いなく、
ジャッキー・チェンでした。

映画「スネーキーモンキー蛇拳」ぐらいから始まって
酔拳や笑拳にハマり、
「キャノンボール」や「五福星」にちょっぴり出演してたときも
ビデオテープが擦り切れるぐらい見たし、(テープです!)

もはや「プロジェクトA」は、どの代役でも務め上げられるほど、
たぶん神戸市内では
「『プロジェクトA』を、ひとりあたりの子供が見た回数」の
5本の指にランクインできたほどではないか、と自負しております。

そのころには、ジャッキー・チェンの写真集
2冊、買ってもらいました。
学校に持って行って、友だちに見てもらったのがたぶん、
人生初の推し活。

その後は
映画雑誌「ロードショー」で見た、
ジェニファー・コネリーとフィービー・ケイツの虜になり、
「インディ・ジョーンズ」の、
メガネかけたハリソン・フォードにポーっとし、

映画「ベスト・キッド」のラルフ・マッチオ
バンド「エクストリーム」のヌーノ・ベッテンコート
ゲイだと知ったときはちょっとショックだった、「ワム」のジョージ・マイケル
ディズニー傘下になるまでの「スター・ウォーズ」のすべて
深夜に放送されていたドラマ「新スタートレック」
必死で見あさったわりに、だいたいがガッカリ映画だった、若いころのチョウ・ユンファ
明石までライブを見に行った、お笑いトリオ「ビーグル38」
ファンクラブにも入った、「スーパー・ジュニア」
…などに心奪われてきました。

思い出してみただけでも、これだけありますけれど
忘れた方と、忘れてしまいたい方を含めると、
たぶん、もっと、あったはず。

なのでね、
ひとつの「推し」を長い間応援し続ける皆さま、すごいと思います。
何かを好きでい続けられることは、素晴らしいこと。
そして、何より、
うらやましいです。

「飽き性」。
文字としても嫌な字面で、
己のしょうもなさの、すべての原因がこれなんじゃないか、という気もしていて
これまでの反省も踏まえて、しょうもなさを抜け出したくて、
これからは、チョコプラの松尾氏とカズレーザー氏を
ずっと好きでい続けようと思います。
日々家だって、できるとこまで、頑張り続けようと思います。

ところで、皆さまの「推し」話。
めちゃくちゃ興味ありますので、いつか聞かせてくださいね。