日々家 HIBIYA

数種類の定食と、季節のおいしいものを少しずつつめこんだ豆皿がならぶ「日々家御膳」のお店です。

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Gとの夏の思ひで

営業後に汗だくで買い出しを終えて、
荷物を店に詰め込んで、
疲れ果てて、フラフラになって帰ってきた先日なんですが、

部屋に向かう、マンションのエレベーターに乗り込んだところ…
先に乗ってた、キングサイズの、10センチはあろうかという、
巨大GOKIBURI発見。

壁にとまってるのを、秒で横目で確認した瞬間に、
我ながら、人生イチの機敏さでエレベーターを飛び出しました。

あの命がけのダッシュはたぶん、
いつかのカール・ルイスにも負けてなかったと思う。
例え古。

ヤツはね、
「あ、よかったらご一緒にどうぞ」風でしたけど

いやもう…
ご一緒できるワケないやん。
箱の中で飛ばれたら終わりやん。
なんで飛べるアンタが、エレベーター乗ってるんや。
そもそも、なんで数あるエレベーターから、ここのを選んだんや。

コワイし、暑いし、しんどいし、腹立つし、
いつもにも増して、グチと泣き言と文句がとまらない…

でも、
もういい。私にだって考えがある。
Gよ、目の当たりにするがよい、人類の英知を。

知ってるか?
我々には、階段というものがあるってことをな。

ということで人類の知力を結集させて
最後の根性と体力で、
階段での帰宅を決めました。

踏み出そうとした階段の1段目にも、
大きめの、カナブンみたいな虫がおりましたが
もう、半泣きで歯を食いしばって、またいで、
9階まで階段あがりました。
太ももブルブル震わせながら。

知力どころか、体力一本…
という気がしないでもないですが、
やり抜いたった。

たいして達成感もないですが
そんな、ほろ苦い、夏の思い出でございます。

あつまれ、理系!

言うのは差し控えておりましたが、
やむを得ないので、やはり申し上げましょう。

暑い。
暑すぎる。
いったい、どうなっとるんじゃい。
8月になるのがコワい。

そんな毎日です。
みなさまお元気でしょうか。

そんなところで、日々重めの妄想を繰り広げているなか、
けっこうイケてるんじゃないか?というアイディアを思いついてしまいましたので
ここだけの話ですが、ちょっと聞いてくださいませ。
あ、決してよそで言わないでくださいね。
たぶん、ちょっとおかしいと思われますので。。


暑さの向こう側で、正気を失いつつ、悟りを開きかけたところ、
夏の不快さの、一番の原因は、
突き詰めるところ「暑いこと」ではなくて
蒸し暑いこと」だと思うのです。
36度や37度でも、湿度が低ければ、
日陰に入れば涼しく、暑さもしのげる。
たぶん。

…てことは、この蒸し暑さの原因、
キミやないかい。

湿気よ。

でね、
この湿気をやっつけるため、
巨大な除湿器、作れませんかね?
どなたか。

街区でも町でも区でもいい、
それをカバーできるぐらいの、巨大除湿器さえあれば
みんな、もう少しさわやかに夏を乗り切れると思うんです。
巨大除湿器の電力は、除湿器にたまった水で、
水力発電といきましょう。
その水を凍らせられたら、巨大冷風機にもなるんじゃない?

どうやって水捨てるねん、とか
電気代どうなるねん、とか
マジな難しいことは置いといて
この巨大除湿器設置の妄想だけで、
もう少し頑張れる。

万が一、理系の賢い皆さまのお力が結集して、
実現できたとしたら、
…という妄想だけで、ニヤけられる。

そんな、妄想と
保冷剤を3つくるんで、首に巻き付けたタオル一本で
なんとかやり過ごしておりますが、

少々本気で、巨大除湿器の完成、心の底からお待ちしてます。
巨大ロボ型なら、ロマンあふれてさらにサイコウなんですけど、
贅沢は言いません。